インフルエンザA型の潜伏期間や症状は?B型やC型との違いは何?

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インフルエンザ毎年、年が変わる頃から一気に流行する熱病「インフルエンザ」。法定伝染病であるため、かかってしまうと仕事にも出勤停止となってしまい、掛からないように注意しているという人も多いでしょう。

このインフルエンザというのはいくつかの種類があり、A型、B型、C型というように呼ばれています。ここでは、このインフルエンザについて、潜伏期間や症状などを紹介、具体的にA・B・C型の違いがどこにあるのかを見て行きたいと思います。


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各インフルエンザの症状

では、まずインフルエンザA型の症状や潜伏期間について見て行きたいと思います。

インフルエンザA型の症状は、40℃を超えるような高熱、喉の痛み、鼻づまり、関節痛などが挙げられます。体力のある大人であれば、死に至るような症状まで到達することはほぼありません。ただ、抵抗力の低い子供や高齢者が罹患すると合併症などによる死亡の可能性があるため、警戒する必要があります。

潜伏期間はその年の型によって違います。型は流行するまで分かりませんが、短いもので1日、長いもので7日程です。今年流行の気配があるのは「A/H1N1亜型」(所謂新型インフルエンザ)と「A/H3N2亜型」(所謂香港型)です。いずれも3~5日前後が潜伏期間とされています。

ちなみにB型は腹痛や下痢などの消化器系への影響が出やすく、C型は鼻水が増える程度で重篤な症状になることはありません。

A型・B型・C型の違いは「変異」の特性による

では、A・B・C型がどういった基準で分類されているのか、ということについて見て行きたいと思います。この三つの型の分類は、ウイルスの変異の起こり方によって行われています。

ウイルスというのは、人や他の動物などに感染した際に変異を起こし、別の型となっていく可能性があります。この変異性が、Aが最も強く、Cが最も弱いものとなっています。

A型の変異スピードは非常に早く、「A型」ながら毎年微妙に違った型となってしまうことが多いために一度罹った人も免疫によって感染を防ぎにくく、大規模な流行を見せる可能性が高くなります。つまり、A型のインフルエンザウイルスというのは毎年のように「新型」となっているということです。

では何故ここ数年で新型インフルエンザ(H1N1亜型)が騒がれたかというと、このインフルエンザがヒトからヒトに感染するタイプのものではなく、鳥インフルエンザウイルスの変異によって生まれたものではないか、と考えられたためです。媒介する動物が違うため、ヒトに感染した時に猛威を振るうと予想されたことが原因でした。

もう一つ、この新型インフルエンザの類似型である(H1N1型)が、今から100年程前の1918年~1989年にかけて大流行した「スペインかぜ」と呼ばれるものであったことも挙げられます。このスペインかぜは全世界において5000万近い死者を出すという重篤なパンデミックを起こしました。

B型は変異のスピードが遅く、今年のB型ウイルスが去年・一昨年に流行っていたものと同じ型の場合が多いので、予防接種が対応できている可能性が高く、パンデミック(大流行)しにくいという特性があります。

C型に関しては全く変異しないために、多くの人がC型インフルエンザと知らずに幼少期に感染しており、既に抗体を持っている人が多いため流行する、ということはありません。ウイルスがインフルエンザウイルスなのでインフルエンザという分類であるものの、性質は大きく異なっており、警戒するような病気ではありません。

ここまでのことを全てまとめると以下の通りとなります。

  • A型:高熱・喉痛・関節痛などの症状 潜伏期間は1~7日 変異性が高く感染が広がりやすい
  • B型:腹痛・下痢などの症状 変異が遅く予防接種で対応しやすい
  • C型:鼻水が増える程度 特に警戒する必要はない

最後に厚生労働省が公開しているインフルエンザの感染予防策の動画を張っておくので、各自で対応するようにしましょう。

 

参考
厚生労働省 平成25年度 今冬のインフルエンザ総合対策について
インフルエンザのしおり

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