地震と異常震域。何故震源から離れた場所が揺れるのか?

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異常震域

日本に住み続ける限り、どうやっても逃れきれない災害であるのが「地震」です。日本は環太平洋造山帯の直上に位置しているため、危惧されている南海トラフ地震だけではなく、全国どこでも地震による被害を受ける可能性があるのです。

そんな地震に際して発生する現象として「異常震域」というものがあります。この異常震域について、概要とその発生原因について紹介していきます。


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異常震域の概要

通常、地震というのは震源地から円を描くように揺れが広がっていきます。震源地から近い程大きく揺れ、遠い程小さく揺れるというのが基本です。異常震域というのはこのルール通りではなく、本来なら揺れないような場所で揺れたり、小さな震度で済むはずの場所で大きく揺れたり、という現象を言います。

異常震域震源図

この震源図は2007年7月のものです。震源は京都府沖であり、通常震域であれば近畿地方が揺れるはずです。が、実際には関東や東北、果ては北海道に至るまでが揺れています。

あくまでも分かりやすい一例ですが、他の地震においても少なからずこのように遠隔地が揺れる現象が発生しています

 

 

 

異常震域発生の原因

地盤原因

異常震域発生の原因の1つとして、地盤の強弱があります。地盤が弱い場所では揺れが強くなりやすいため、地盤の強い場所の近くが震源である場合、遠くの地盤が弱い場所の方が揺れて異常震域化するという原理です。

日本国内では豊岡(兵庫県)、諏訪盆地(長野県)、宮代町笠原(埼玉県)、会津若松(福島県)などが地盤弱く、揺れが大きくなりやすい場所と言われています。

豊岡は兵庫県であるものの、東日本大震災の余震でも震度4を計測するなど、地震に対する対策が必要な場所となっています。

プレート原因

もう1つの異常震域の原因として、プレートの違いによるものがあります。プレートには固さの違いがあり、固いほど揺れが伝わりやすくなります。日本に位置しているプレートでは太平洋プレートが最も硬く地震並が伝わりやすくなります。

例えば北海道北部沖を震源とする地震の場合、太平洋プレート側である太平洋側の方の揺れが強くなり、日本海側の揺れは弱くなります。基本的には、太平洋側の方が揺れ易い、という認識で良いでしょう。

このように、異常震域の関係で揺れ易い場所では他の場所よりも地震に対する備えをしっかりとしておく必要があります。地震大国に生きているからこそ、しっかり地震について知っておきたいですね。

地震の前兆については「地震の前兆が動物で分かる!?」でも纏めています。

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